すでに高齢化率60%の集落もある天理市福住。更にすすむ高齢社会を受け入れるため、住民の生活をどう支えないといけないのか。
5月17日(水)に、福祉センターで30年後の福住のビジョンづくり「福住地域プラットホーム」の準備会合を開催しました。
奈良県地域プラットフォームづくり
福住幼稚園が休園されたH23年。奈良県では、その前年(平成22年)から地域課題の解決に向けた「地域プラットフォーム」の立ち上げを支援されてきました。
地域にくらす住民自らが積極的にかかわり、それぞれが得意とするネットワークや知恵を活かしながら、地域の理想の将来像を考えるための話し合いの場です。
〇小・中学校は福住に残したい
休園となった幼稚園舎で平成26年に幼稚園カフェを開催。地域の教育力を活かした子育て環境を充実させよう、季節の里山学習をつづけ、28年から「福住S・ジョブズ・スクール」を開校。子どもだけでなく、大学生や大人もワクワクする、福住の自然と文化を素材にした小学校土曜学習です。
〇お年寄りの介護予防+社会貢献
お年寄りに簡単な作業を手伝ってもらい、見守りと予防介護の場をつくる。大学生や社会人も加わる月一回の福中協働サロン。作業は急がず、コミュニケーションを大事に、実践しながらみんなでサロンを育てています。
26年に播いた種「幼稚園カフェ」から二つの活動が芽を出しました。学校や地域の方々の眼にも見てもらえるようになり、応援してくれる人も次々と現れました。試行錯誤の中で、住民たちで出来そうなことの可能性も少しづつ見えてきました。
これまでの種をまき・活動の芽を見てもらう第一段階(HOP)から、NPOだけで完結するのではなく地域ぐるみの運営組織「地域プラットホーム」次の段階(STEP)に
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