2017年4月24日月曜日

天道花 卯月の青空+ツツジの赤 福住 おつきよか

平成29年4月23日開講式を終えて

おつきよかのツツジをあげたいと伝えたら、ご年配者に尋ねに回っていただいたりして、情報が集まりました。#天道花

大西やすかずさん(長滝町88歳)
・しんぐりの籠を付けて、ツツジ、藤、ヤマブキを付けてたのを小さいときに見ていた。
・しんぐりの籠にお金が入りますようにと祈った。
・田んぼの仕事は畦塗作業をしている時期で「今年はおつきよかまでに畦塗が済んだ、とか仕事が遅れているとか」親が言っていたのを覚えている。








植田さん(下山田)の記憶
・籠にカエルがはいるといいと聞いた

北西さん(別所)
・飾ったツツジの花を占いに使うと聞いた。探し人があれば、花をくすべて煙の立った方向に探しに行ったらいい。
昔の記録を少し集めることができました。

「しんぐりの籠」は上村さん(上入田)から田植の刺し苗入れに使っていたのを借用




ツツジは咲き始めで、小学校の周辺で見当たらず、井の市の中谷さん宅の前の山に咲いていたのを切らせてただきました。

山にツツジを切りに行き、花枝を竹の先にくくり籠を吊り下げる。


一つ一つは難しくない一連の作業を子どもたちと体験する。


最後にみんなで竹竿を起こし上げて、空を見上げると、青空をバックに赤いツツジの花が映えてとても鮮やかなコントラスト。

卯月の青空と+春の里山を満喫です。


JICIA(ジッカ)は「みつけて・つないで・いかす」がキーワード。
 無くしてしまいそうな大切なものを次代に継承する取り組みです。
 40年あまり観ることが無かった福住の「おつきよか」天道花
1,永井さんの記録からみつけ
2,子どもたちとつないだ




3,次ぎにどういかすか、
福住の歳時を里山の無形文化全体をいかしていく方法を、少しづつ着実に考えます。

福住Satoyama・ジョブズ・スクール
次回は、6月24日(土) ホタル観察会in福住
その次 7月 1日(土) 献氷祭 塔の森まいり


2017年4月23日日曜日

おつきよか 福住Satoyama・ジョブズ・スクール開講式

H29年4月23日(日) 福住Satoyama・ジョブズ・スクール開講式

今日のテーマ「おつきよか」旧暦4月8日歳時
40年程前まで福住の各家で祭られていた「天道花」
古く、室町時代の上杉本洛中洛外屏風図の中の屋根に天道花(豊作祈願)に描かれた風習が、昭和後期まで天理市福住で伝承されていました。

洛中洛外屏風図。屋根に天道花
f:id:korot:20151206150814j:plain


 明治・大正・昭和の福住の歳時を絵に描いて残された、故永井清重氏(福住ふるさと会会長:福住の地域文化を保存収集し、収集資料を旧中学校官舎に保存し県民族文化施設に登録したが、市公民館に移管され民族資料が散逸し不明となった)。近年ご自宅から発見されたスケッチブックが公開され、居士の活動を知る人の中で再認識されるようになりました。



 地域文化を継承したいNPO法人JICIA(ジッカ)が「おつきよか」の催行を企画


子どもたちとツツジの花を採りに行き
永井さんの絵を参考に 天道花を子どもたちと作り

子どもたちで立ち上げた天道花 大きな歓声が上がりました


新一年生の「いただきます」の発生でお弁当  満開の桜の下


福住のタケノコ、ワラビなど おいしいお弁当ありがとう
http://www3.nhk.or.jp/lnews/nara/2055604071.html


2017年4月22日土曜日

おつきよか はなまつり 天道花

西念寺(天理市福住町)茅葺の本堂
しだれ桜が満開です。

およそ30年ぶりの「はなまつり」があす、4月23日(日) 行われます
福住Satoyama・ジョブズ・スクールの子どもたちが招待を受けました。


絵の右にある花を、子どもたちと作ります。
本堂右阿弥陀堂の前をお借りします。
花の横に「しんぐりの籠」を吊します


子どもたちは、お釈迦様に甘茶をかけてお供えします


絵に描いたような桜のお寺、檀家総代さんらが明日の準備をされていました

2017年4月16日日曜日

ラブ・アース郡山

エコをテーマにした市民イベント。於:パナソニック(大和郡山市)
初めての参加でパンフレットをお配りしただけですが、
「動物霊園に福住に行ったことがある」とおっしゃっる方、
「福住S・ジョブズ・スクールに行きたいと思っていたんです」と喜んでパンフレットを見て下さるお母さん数名。
事務局から、「秋にはワークショップをして下さい」とお誘いを受けました。

2017年4月12日水曜日

土曜学習応援団プログラム

学校の授業では得ることのできない学びを提供します。

文部科学省では、全ての子供たちの土曜日の豊かな教育環境の実現に向け、地域や産業界との連携により、積極的に推進するため、官民協働による「土曜日教育ボランティア」運動を推進していきます。
土曜学習「福住S・ジョブズ・スクール」に取り組む「JICA:ジッカ」は、この運動の賛同団体として出前講座も行っています。

2017年4月3日月曜日

お月さまに天道花を供える 4/23開講式

お待たせしました。里山の土曜スクール「福住S・ジョブズ・スクール」
平成29年度の開講が決まりましたので、参加者募集の受付を開始します


行事名:平成29年度  福住S・ジョブズ・スクール開講式
日時:4月23日(日) 10:00〜
場所:天理市立福住小学校(体育館前に集合)・西念寺
参加費:500円/人、昼食代:500円/人
対象者:小学生児童とその保護者
    幼児の参加には保護者の付き添いをお願いします

定員40名

絵:永井清重氏



開講式プログラム
 1,開会挨拶 参加者の紹介
 2,朝小新聞里山支局こども記者の任命
 3,キュウリ苗の定植
 4,里山の花を探しに散歩西念寺に移動
 5,天道花を作りお月さまに供える
 6,昼食(桜の下でみんなでいただく)
 7,年間活動の相談


14:00〜 西念寺お花まつりに参加
  甘茶かけ、雅楽演奏、
  オオサカレンヂkeisukeライブ
  法話(お釈迦様のおはなし)




平成28年4月8日(土) 開校式の様子


      昨年は、みんなで幼稚園の満開の桜の下でチラシ寿司をいただきました。


山辺高校のヤギさんにも招待状を出しています。来てくれるといいですね