2020年3月16日月曜日

帰化植物



びろーどもうずいか(天鵞絨毛蕊花) 

ソーラーパネル発電造成地の法面に生えていました。
10年以上前に、セメントガラや土砂が持ち込まれ田が埋め立てられた場所で、
コンクリートガラばかりで、今も植物はまばらにしか生えない荒れ地です。
里山では見かけない植物なので、「帰化植物」「フエルト葉」で検索すると直ぐにヒット
地中海沿岸が原産地、明治期に園芸用として導入、戦後の進駐軍の物資に付いて広まったなど記事がありました。

今は各地で雑草化していますが「ハーブ」として利用され栽培する人もあるようです。
真冬でも綺麗なうすみどりの厚いビロードのような葉は、
田舎道をコートをまとい歩く高貴な人のような感があります。
身の回りの他の帰化植物も調べたくさせてくれる植物です。

学 名:Verbascum thapsus
科 名:ゴマノハグサ科
別 名:マレイン、マーレイン、バーバスカム、タバコグサ、キャンドルウィック。
利用部位:葉、花